花火探訪記

三陸花火大会が岩手・陸前高田で開催!気になる花火の内容や観覧席での見え方は?

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

東北太平洋沿岸で唯一の花火競技大会として、2021年より岩手県陸前高田市で三陸花火競技大会が新設される予定となっています。

そのプレイベントとして、2020年10月31日に三陸花火大会が開催されました。

さて、三陸花火大会では実際にどのような花火が打ち上がったのか、観覧席からの見え方はどんな感じだったのか気になるという方もいらっしゃるかと思います。

本記事では三陸花火大会における花火の内容や観覧席からの様子について、写真や動画を交えながら紹介してまいります。

三陸花火大会について

三陸花火大会は岩手県陸前高田市で開催された花火大会で、概要は以下の通りとなります。

開催日時 2020年10月31日 19:00~20:00
場所 高田松原運動公園
打ち上げ数 約10,000発
最大号数 10号玉
担当煙火店 マルゴー、トモエ屋煙火工業
無料観覧席 なし
有料観覧席 あり(会場内全席)
三脚利用 可能
Webサイト 三陸花火大会公式Webサイト

東北太平洋沿岸で唯一の花火競技大会として2021年より三陸花火競技大会が新設される予定となっていますが、そのプレイベントとして開催されたのが三陸花火大会です。

打ち上げ数はおよそ10,000発、花火の大きさは最大で10号玉(尺玉)と2020年のコロナ禍において開催された花火大会としては最大クラスの規模となっていました。

※三陸花火競技大会の日程・見どころは以下の記事をご覧ください

三陸花火競技大会(三陸花火大会)ってどんな花火?日程や見どころは?花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。 日本各地では一年間を通じてどこかしらで花火が打ち上がりますが、その一つに三陸花...

三陸花火大会を現地で観覧!気になる花火の内容や観覧席での見え方は?

さて、実際に現地で三陸花火大会を観覧してきましたが、花火の内容や観覧席の様子をざっくりまとめると…

  • 有料観覧席は色々と良心的
  • プログラム構成は本大会想定
  • 花火の美しさは超一級品
  • 花火の見え方にやや難あり

といったところでしょうか。

本大会の三陸花火競技大会のトライアル的な位置付けで開催された花火大会でしたが、花火そのものの美しさはもちろんのこと、観覧や撮影を存分に楽しめるような配慮が随所に施されている印象でした。

有料観覧席は色々と良心的

会場レイアウト@三陸花火大会

三陸花火大会では以下のような観覧席が用意されました。

  • コンサート付きアリーナ席
  • DRIVE in HANABI Theater
  • 特別BOX席(最大4名)
  • エリア指定席A
  • エリア指定席B

観覧席の外観はざっとこんな感じ。(エリア指定席Aと特別BOX席以外は撮り忘れてしまいました…ごめんなさい!)

観覧席外観(特別BOX席 - 第二野球場側)@三陸花火大会観覧席外観(特別BOX席 – 第二野球場側)
観覧席外観(エリア指定席A)@三陸花火大会観覧席外観(エリア指定席A)

やや特殊なコンサート付きアリーナ席とDRIVE in HANABI Theaterを除き、価格帯が2,000~3,000円/人とかなり良心的な設定となっていた他、各観覧席においては持ち込み椅子(高さ30cmまで)の利用ができるなど、快適に観覧するための配慮がなされていました。

三脚を用いた写真・動画撮影についてはエリア指定席Bの最後方のみ立位での撮影が、それ以外の観覧席については座位での撮影がOKとなっていました。

公式サイトや会場内に掲示されたマップではエリア指定席AとBの間に通路があるように見えますが、実際はロープで仕切られているだけで、両者はほぼ前後で隣接する形となっていました。

本大会ではどのような設定がなされるかは不明ですが、もし三陸花火大会の観覧席が踏襲された場合には参考にしていただければと思います。

三陸花火大会では新型コロナウイルス感染症対策の観点からすべての観覧席が有料観覧席として提供され、メイン会場内の席については1~2m程度間隔を保てるような構造となっていました。

プログラム構成は本大会想定

三陸花火大会は以下のプログラム構成で実施されました。

  • 1章:三陸花火大会が始まる!!(ミュージックスターマイン)
  • 2章:全国の思いを三陸花火大会に!Part1(単打ち花火)
  • 3章:2020→Goto2021→新しい世界へ(ミュージックスターマイン)
  • 4章:全国の思いを三陸花火大会に!Part.2(単打ち花火)
  • 5章:みんなで夢を打ち上げよう(ミュージックスターマイン)

前後半に分けての単打ち花火にオープニング、インターバル、フィナーレという流れとなっていて、2021年に新設予定の三陸花火競技大会を意識したプログラム構成となっていました。

おそらくは本大会でも上記とほぼ同等のプログラム構成が取られるのではないかと想定されます。

花火の美しさは超一級品

さてさて肝心の花火はというと、これがなかなかに素晴らしいものでした。

まずはオープニングこと1章「三陸花火大会が始まる!!」ではミュージックスターマインが打ち上がります。

出鼻からフルスロットルで怒涛の如く夜空を彩っていきます。

続いての2章「全国の思いを三陸花火大会に!Part1」では、全国5社の単打ち花火が陸前高田の夜空を彩っていきます。

単打ち花火は前半(2章)と後半(4章)に打ち上げられますが、そのインターバル的な位置付けで、3章「2020→Goto2021→新しい世界へ」が実施されます。

全国花火競技大会や土浦全国花火競技大会でいうところの大会提供花火にあたる位置付けといったところで、マルゴーならではの時差式点滅(ピカピカ点滅する花火)や中間色をふんだんに取り入れた美しい花火が次々と打ち上がっていきます。

写真だとまだら模様になってて何が何だかって感じですが、動画で見るとその凄まじさと変態さがより分かりやすいんじゃないかなと思いますw

インターバルを経て、4章「全国の思いを三陸花火大会に!Part.2」で全国5社の煙火店が製造した精魂込めた単打ち花火が披露されます。

今回の三陸花火大会におけるプログラムのうち、2章と4章はおそらく来年に開催予定の本大会における花火競技を意識したものとみられます。

花火競技は基本的に何らかのコンセプトに沿って行われますが、今回は大きさが4号、5号、7号、10号、花火の種類も伝統的な芯入割物とそうでない割物玉が入り混じるなど統一感が皆無でした。

個人的な推測になりますが、おそらく本大会に向けてのトライアルも兼ねていたのかなと思われます。

いずれにせよ、本大会ではどのような花火競技が行われるのか非常に気になるところです。

楽しい時間というのはあっという間で、フィナーレこと5章「みんなで夢を打ち上げよう」を迎えます。

いやもうこれ…

 

 

 

エモい、エグい、そして変態!!(超絶誉め言葉)

 

 

 

これでもかという勢いで打ち上がる時差式発光、パステルカラー、虹色の花火…ゲストとして訪れていた彦摩呂さん風に言えば「夜空の宝石箱やー!」とでも言うべきでしょうかw

花火競技のコンセプトがどうなるか次第ですが、おそらく今回みたいな素晴らしい花火が本大会でも堪能できるんじゃないかなと思います。

全体的なプログラム進行についてはやや押し気味な感じでしたが、個人的には特段大きな問題はないかなーという印象。(花火というよりコンサートによる影響が大きいかな?)

初物というのは多少グダるのが定番みたいなものですので、このあたりは回を重ねるごとに改善されていくのかなーと思われます。

花火の見え方にやや難あり

個人的にもっとも気になったのが花火の見え方でしょうか。

今大会では花火の筒が国道45号線に沿う形で配置されていましたが、これに対して観覧席がやや斜め気味に設けられたことから、広範囲に渡って見え方に難のあるエリアが見受けられました。

実際、僕もエリア指定席Aの後方やや中央よりから観覧しましたが、全体的に花火の形がちょっと歪だなーという印象を受けました。

特に第二サッカー場に設置された特別BOX席については花火の打ち上げ場所に対してかなり斜めに位置する関係で、写真で見る限り形があまりきれいに見えなかったようです。

 

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本大会ではどのような筒配置および座席配置になるかは分かりませんが、基本的には三陸花火大会がベースとなってくるのかなと思われますので、有料観覧席のチケットを購入する際は頭の片隅に置いとくことをおすすめいたします。

おわりに

2021年より本開催となる三陸花火競技大会のプレイベントとして開催された三陸花火大会。

花火そのものの美しさはもちろんのこと、観覧や撮影を存分に楽しめるような配慮が随所に施されている印象でした。

三陸花火大会を見逃してしまった方、今後開催される予定となっている三陸花火競技大会の観覧を予定している方の参考になれば嬉しいところです。(本開催にあたって変更が生じる可能性がある点にはご留意を)

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m