千葉県の花火大会

NARITA花火大会in印旛沼とは?見どころや観覧席をざっくり解説

おーわ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。

日本各地では一年を通じてたくさんの花火が打ち上がりますが、その一つにNARITA花火大会in印旛沼(以下、NARITA花火大会)があります。

そんなNARITA花火大会を観覧したいと考えている方が、おそらく僕以外に3名ぐらいはいらっしゃるんじゃないかと思います。

本記事ではNARITA花火大会を主に初めて観覧される方向けに、大会の概要や見どころ、観覧席などについてまとめました。

NARITA花火大会in印旛沼とは

NARITA花火大会in印旛沼は千葉県成田市で開催される花火大会で、概要は以下の通りです。

開催時期2022年11月5日(例年10〜11月頃)
場所成田ニュータウンスポーツ広場
打ち上げ数約13,000発
最大号数10号玉
担当煙火店日本橋丸玉屋
無料観覧席なし
有料観覧席あり
三脚利用可能
WebサイトNARITA花火大会in印旛沼公式サイト

2006年に成田市とその周辺の市町村合併記念を機に始まった花火大会で、地元有志によるボランティアと煙火店が共に創りあげる地域密着型の花火大会として現在に至ります。

打ち上げ数は約13,000発、大きさは最大で10号玉と関東地方の花火大会としては規模の大きいものとなっています。

NARITA花火大会in印旛沼の見どころ

NARITA花火大会in印旛沼の見どころはざっくり以下の3つとなります。

  • 最先端の演出が楽しめる
  • 圧倒的な迫力を味わえる

迫力ある花火を斬新な演出とともに楽しめるのが魅力です。

最先端の演出が楽しめる

最大の見どころはなんといっても最先端の花火ショーが楽しめる点にあります。

NARITA花火大会で打ち上げを担当する日本橋丸玉屋さんは「花火ファンタジア」と呼ばれる音楽花火ショーを全国各地で展開しています。

最短0.03秒で音楽と高度にシンクロした花火に加え、日本国内において珍しく花火タワーを用いた豪快な演出も見られます。

花火タワーを組み込んだスターマイン
花火タワーの拡大図 放射状に噴出されるのが特徴

この他、花火を活用したビンゴ大会やMCと観覧客が一体となった演出など、他の花火大会では味わえない面白い取り組みもみられます。

ライブ感あふれる斬新な演出は一度見たら虜になることでしょう。

圧倒的な迫力を味わえる

最先端の花火ショーに加え、迫力ある花火を味わえるのも見どころです。

NARITA花火大会は観覧席から打ち上げ場所までの距離が近い(10号玉基準でおよそ300〜500m)のが特徴となっています。

千葉県内で10号玉の打ち上げを行う花火大会では、打ち上げ場所から観客までの距離を最低240m(2級保安距離)確保する必要があります。

>> 煙火消費許可申請の手引(千葉県)

特に凄まじい物量で繰り広げられるフィナーレの「NARITA黄金伝説」では、五臓六腑に染み渡る異次元の迫力を体感できます。

NARITA花火大会in印旛沼の観覧席について

NARITA花火大会のメイン会場は大きく以下の4つに分類されます。

  • SS会場
  • S会場
  • A会場
  • B会場
協賛会場案内(引用:NARITA花火大会公式サイト)

各会場内の観覧席は全席有料、三脚の利用は各観覧席とも可能(カメラマン席以外は座った状態かつ目線の高さまで)となっています。

SS会場

SS会場は野球場の西側にある駐車場および斜面に位置し、2種類の観覧席が設けられます。

テーブル付き椅子4脚指定席テーブルと椅子が設けられた最前列の観覧席。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用に適している。
エキサイティングシートSS会場の後方にある斜面に設けられる特設スタンドの観覧席。少人数(1〜2名)での利用に適している。

観覧会場の特徴はざっくり以下の通り。

  • 花火打ち上げ場所までの距離が最も近い
  • 視界を遮るものがない

花火に最も近いかつ視界を遮るものがないのが特徴で、超迫力の花火ショーを最大限に楽しみたい方におすすめです。

S会場

S会場は野球場の外郭(西側)に位置し、以下の観覧席が設けられます。

区画指定席エキサイティングエリアの後方に設けられる観覧席。あらかじめ指定された区画内にレジャーシートを敷いて観覧する。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用におすすめ。

観覧会場の特徴はざっくり以下の通り。

  • 花火打ち上げ場所までの距離が非常に近い
  • 少人数での利用には向かない

SS会場と同じく花火打ち上げ場所に程近い場所に設けられるため、超迫力の花火ショーを楽しめます。

花火を存分に楽しみたい家族やグループにおすすめです。

A会場

A会場は野球場内に位置し、3種類の観覧席が設けられます。

区画指定席会場内の最前方に設けられる観覧席。あらかじめ指定された区画内にレジャーシートを敷いて観覧する。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用におすすめ。
イス席会場の後方寄りに設けられる観覧席。全席自由席。少人数(1名〜)での利用におすすめ。
ぺあ指定席会場の中程〜後方に設けられる観覧席。花火デートを楽しみたいカップルや夫婦におすすめ。
カメラマン席会場内の最後方に設けられるカメラマン向けの観覧席。立った状態で三脚の利用が可能。
A会場(イス席)からの様子

観覧会場の特徴はざっくり以下の通り。

  • 花火打ち上げ場所までの距離が近い
  • イス席を除いて指定席
  • 低い花火(小型煙火)の下部が若干隠れる

SS会場やS会場より花火打ち上げ場所から離れますが、それでも十分すぎるほどの迫力を味わえます。

A会場はSS会場より少し高い場所に位置する関係で、スターマインで披露される低い花火(小型煙火)の一部が若干隠れてしまうのが欠点として挙げられます。

SS会場やS会場と比較して割安でありながら花火を十分に楽しめるため、迷ったらA会場の観覧席を選ぶと良いでしょう。

B会場

B会場は多目的広場・サッカー場内に位置し、3種類の観覧席が設けられます。

区画席会場内前方〜中程に設けられる観覧席。お好みの区画にレジャーシートを敷いて観覧する。最大4名での利用が可能。家族やグループでの利用におすすめ。
イス席会場内中程〜後方に設けられる観覧席。全席自由席。少人数(1名〜)での利用におすすめ。
カメラマン席会場内の最後方に設けられるカメラマン向けの観覧席。立った状態で三脚の利用が可能。
カメラマン席(B会場)からの様子[2022年撮影]

観覧会場の特徴はざっくり以下の通り。

  • 花火の打ち上げ場所までの距離が全会場で最も遠い
  • 会場内は全席自由席
  • 会場前方に高さのあるネットがある
  • 低い花火(小型煙火)の一部が見えづらい
  • 入口側より奥側の観覧席がおすすめ

NARITA花火大会で設けられるすべての観覧会場の中で最も花火から離れていますが、それでも十分な迫力を得られます。

注意点としては会場の両サイドに樹木がある関係で、特に打ち上げ幅の広いスターマインでは低い花火(小型煙火)の一部が隠れてしまう点が挙げられます。

また、花火打ち上げ場所と会場の位置関係から、入口から見て奥側がベストポジションとなります。

適度な距離感と手頃な価格で花火を楽しみたい方におすすめです。

まとめ

本記事ではNARITA花火大会in印旛沼の見どころや観覧席などについて紹介してまいりました。

関東地方で秋に開催される花火大会としてはかなりの規模で、最先端の演出と迫力ある花火を味わえるのが特徴となっています。

メイン会場には大きく4種類(SS会場、S会場、A会場、B会場)の観覧席が設けられ、特にSS会場では超迫力の花火を最高の環境で体感できるのが魅力です。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

この記事を書いた人
おーわ
おーわ
花火系散歩屋
花火系散歩屋。関東地方を中心に年間20〜50回の花火を観覧・撮影しながら、各種メディア(SNS、ブログ)を通じて花火の様子をお届けしています。
記事URLをコピーしました