花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。
夏の関東地方ではたくさんの花火大会が開催されますが、その一つに茨城県古河市で開催される古河花火大会があります。
そんな古河花火大会は会場外からでも花火が見える場所がいくつかあり、その一つとして渡良瀬遊水地があります。
写真撮影をされる方に割と人気なスポットですが、実際にはどんな感じで見えるのか気になるという方もいらっしゃるかと思います。
本記事では渡良瀬遊水地からながめる古河花火大会の様子について、実際に撮影した写真を交えながら紹介してまいります。
古河花火大会は渡良瀬遊水地からでも楽しめる?
渡良瀬遊水地から見る古河花火大会の様子についてざっくりまとめると、以下のような感じとなります。
- 花火は綺麗に見える
- 水面に映る花火を楽しめる
- 迫力は皆無
メイン会場のちょうど真裏に位置することから花火についてはおおむね綺麗に見えるのに加え、会場では見られない水面リフレクションも楽しめるのが魅力です。
花火は綺麗に見える

一つ目の特徴として花火がおおむね綺麗に見える点が挙げられます。
渡良瀬遊水地はメイン会場の真裏に位置し、なおかつ視界を遮るものがほぼ存在しないという特徴があります。
実際、穴場の一つとして割と有名な新古河駅付近の土手と比べると、スターマインの見え方については圧倒的に綺麗なのが見て取れるかと思います。
特に中央エントランスを入ったところから西橋のあたりでご覧いただくと、美しいスターマインを存分に楽しめるかと思います。
水面に映る花火を楽しめる

二つ目の特徴として、水面に映る花火を同時に楽しめる点が挙げられます。
渡良瀬遊水地から古河花火大会を観覧する場合、谷中湖を隔てての観覧となります。
そのため、花火そのものに加えて谷中湖の水面を彩る様子も同時に楽しむことができます。
メイン会場にはない景色を楽しめるのは魅力的です。(参考までにメイン会場もゴルフ場を彩る花火を見られるのでなかなか面白いです)
迫力は皆無
欠点としては花火打ち上げ場所まで距離があるがゆえに迫力が味わいにくいという点が挙げられます。
渡良瀬遊水地から花火打ち上げ場所までの距離はおよそ2km程度あるため、尺玉や三尺玉といった大玉が打ち上がる古河花火大会といえど、会場内と比べると迫力はガクンと落ちます。
また、打ち上げ場所からの距離が長くなるほど花火が打ち上がってから音が伝わるまでにタイムラグが生じます。
音速はおよそ340m/sとなります。
先述したように渡良瀬遊水地から古河花火大会の花火打ち上げ場所までは約2km離れているため、約6秒遅れて花火の音が到達します。
花火の音も楽しみたいという方には渡良瀬遊水地からの観覧はおすすめし難いというのが正直なところでしょうか。
渡良瀬遊水地で古河花火大会を観覧する際の注意点
古河花火大会を渡良瀬遊水地で観覧するにあたっての注意点としては次の通りです。
- 利用可能な駐車場は下宮駐車場のみ
- 遊水池内に照明はない
- 観覧については自己責任
- ゴミは必ず各自で持ち帰る
あくまでもご厚意の上で解放されているということを忘れないようにしましょう。
>> 【お知らせ】3日(土)古河花火大会開催時の遊水地の利用について | 新着情報 | 渡良瀬遊水地 WATARASE YUSUICHI
おわりに
本記事では渡良瀬遊水地から見る古河花火大会の様子について紹介してまいりました。
ちょうどメイン会場の裏手かつ視界が開けているため、おおむね花火を綺麗な形で拝むことができること、水面のリフレクションを楽しめるという会場では味わえない魅力があります。
一方で花火までの距離が2km程あるため、大玉がたくさん打ち上がる古河花火大会の迫力をあまり楽しめないというマイナスポイントも…。
個人的な所感ですが、花火を純粋に楽しむというよりはどちらかといえば写真撮影スポットという印象が強いかなといったところでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m
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