皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。
花火といえば夏というイメージがありますが、秋も意外と多くの花火大会が開催されます。
その一つがに東京都北区で開催される北区花火会があります。
北区花火会のメイン会場は北区内に設定されますが、非公式ながら埼玉県川口市側からも観覧できるということで、お散歩がてら実際にながめてみることに。
花火は非常によく見える反面、演出が楽しめないという点には注意が必要です。
北区花火大会とは
北区花火会は荒川河川敷で開催される花火大会の一つ。東京の花火にしては珍しい9月開催の花火イベントです。
打ち上げ総数は7,777発(2018年の第7回大会)で、プログラム全体の大半が音楽花火で構成されています。
この「北区花火会」という名前を聞いた瞬間に「なぜ花火大会って呼ばないの?」という疑問がわいてきます。
これは北区の企業や人々によって作られている地域密着型の花火という意味が込められて、あえて「花火会」というローカル感のある名前にしているそうです。
Link: 北区花火会
そんなゆるーいお祭り気分な雰囲気のある北区花火会ですが、打ち上げを担当しているのは熱海海上花火大会熱海海上花火大会などを打ち上げているイケブン。
過去には競技大会(大曲の花火)で内閣総理大臣賞を受賞した経験もある、非常に実力のある花火師さんです。
Link:株式会社イケブン | 花火制作・企画・運営 − 花火の総合プロデュース企業
埼玉県川口市側から見た北区花火大会
さて、北区花火会といえば、なんといっても超絶イケメンな赤水門と花火のコラボレーション!
…といいたいところですが、風向きが北東寄りの場合は赤水門エリアは風下になってしまいます。
そんなときは対岸となる埼玉県川口市側から楽しむというのも一つの手です。
ただしその場合、北区花火会の見どころである音楽花火(デジタルスターマイン)の音楽の部分を諦めることになりますが…。
対岸へのアクセスは赤羽、赤羽岩淵、川口、川口元郷の各駅から徒歩もしくはバスでのアクセスとなります。(最寄りは国際興業バス 仙元橋バス停)
19:00から打ち上げスタート。オープニングから威風堂々に合わせてデジタルスターマインが打ち上げられます。

シックな色合いの花火ですね。これはなかなかカッコいい!
見栄えが若干不思議な感じがしますが、恐らく有料席の青水門エリアや赤水門エリアでの観覧に最適化しているが故だと思います。
もっとも、お金払って観覧している側に最適化するのは当然なことであり、無料席かつ会場外の川口市側の事情なんて運営サイドからしたら知ったこっちゃないわけですw
川口市側から北区花火会をながめる最大のメリットは、なんといっても荒川の川面に映るリフレクション。これはメイン会場では味わえない景色です。

しかも雨が降っていると、濡れたゴルフ場の芝にもわずかながらリフレクションするというなかなか素敵な状況になります。
雨の日に花火を見るのは何かとしんどいので泣く泣く諦めることが多いのですが、傘ホルダーを併用すれば、自分もカメラも濡れることなく花火撮影を楽しむことができます。
メイン会場では安全上の理由で傘の利用が制限されているので、この方法が取れるのも対岸ならではの強みかもしれません。
さて、北区といえばエレファントカシマシを生み出した街ということで、エレカシの曲に乗せてデジタルスターマインが打ち上がります。



川面に映る光と相まって、花火そのものはすごく良い感じ。
残念ながら川口市側にスピーカーは設置されていないため、音楽はおこぼれで聞こえてくる程度で少々物足りないです。
エレカシ花火目当ての方々には素直にメイン会場で観覧することをおすすめしますw
長岡まつり大花火大会のようにラジオ中継なんかがあれば、会場外からでも楽しめるんですけどね…。
もっとも、北区に来てほしいという想いがあるでしょうから、ラジオ中継なんてやらないんでしょうけどw
参考までに当日はJ:COMさんによるライブ配信があるのですが、タイムラグが大きくてラジオ代わりにはならない感じでした。
エレカシ花火が終わるとMCを挟んでグランドフィナーレを迎えるという流れになります。(写真については上手く残せなかったのでないですごめんなさいw)
おわりに
東京では数少ない秋花火の一つとなる北区花火会。
音楽花火が多いがゆえにメイン会場で見るのがおすすめですが、風向きや天候次第では川口市側からも楽しむことができます。
音楽花火の音楽の部分は諦める必要がありますが、川面のリフレクションが見られるのは、川口市側ならではのメリットかなと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。