花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。
2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により全国各地の花火大会が中止もしくは延期になる大変な一年となりました。
そんな2020年も残り半月余りとなった12月12日、茨城県常総市において突如として花火の打ち上げが実施されることに。
いったいどのような目的で開催され、どんな花火が打ち上げられたのか…本記事ではそのあたりを紹介してまいります。
2020年12月の茨城・常総市をにぎわせた花火の正体は?
さて、2020年12月12日に茨城県常総市とその周辺をにぎわせた花火の正体は常総の夜空へ未来を咲かそうというイベントで打ち上げられたものでした。
常総青年会議所による花火の打ち上げ「常総の夜空へ未来を咲かそう」が行われます🎆
日時:令和2年12月12日(土)18時より
主催:一般社団法人 常総青年会議所
場所:非公開
詳しくは下記ホームページをご参照ください。https://t.co/hbuXCco7cD密集を避けて、ご自宅からご鑑賞ください😊✨ #花火 pic.twitter.com/c6zs0cyJpu
— 千姫ちゃま【公式】 (@senhime0411) December 11, 2020
本花火を主催する一般社団法人 常総青年会議所の資料によると、いわゆる地元住民向けのシークレット花火の類で、コロナ禍の収束および経済の活性化を祈念しようというもの。

打ち上げ数については詳しく分かりませんが、大きさは最大で10号玉(常総市では初)、打ち上げは茨城県内に拠点を構える山﨑煙火製造所と野村花火工業の二社が担当しました。
新型コロナウィルス感染症の拡大を防止する観点から大々的な告知は行われず、開催のおよそ1日前に常総市のマスコットキャラ「千姫ちゃん」の公式Twitterを通じてひっそりと周知がなされる形が取られました。
市内初の10号玉も!茨城・常総市を超絶花火が彩る
この日はたまたま常総市内を散歩する予定があった関係で、偶然にもこのサプライズ花火を目撃したのですが、その内容は想像以上に素晴らしいものでした。
今回の花火は前半が野村花火工業さん、後半が山﨑煙火製造所さんが打ち上げを担当する形が取られました。
まずは挨拶代わりと言わんばかりに10号玉が惜しげもなく披露されます。


挨拶からいきなりエグい花火が常総の夜空を美しく彩ります。
序盤は単打ちの大玉と小ぶりなスターマインが打ち上がります。



スターマインは小ぶりがゆえに大玉と比べてしまうと迫力に欠けますが、そこは日本を代表する煙火店さんが作り上げた花火…色合いは実に一級品です。
中盤からは小さめの花火を交えつつの大玉の打ち上げが繰り広げられていきます。

このあたりで打ち上げは野村花火工業さんから山﨑煙火製造所さんへバトンタッチ。


終盤は怒涛の大玉ラッシュで一気に盛り上げていきます。



締めは大玉を交えたスターマイン!

30分間と短いながら、美しい花火の数々は常総市民に笑顔を与えるきっかけとなったことでしょう。
おわりに
2020年12月12日に茨城県常総市で突如実施された花火打ち上げ。
その正体はコロナ禍の収束を記念するべく開催された「常総の夜空へ未来を咲かそう」というイベントで打ち上げられたサプライズ花火でした。
約30分間と短時間ながら、茨城県はもとより日本を代表する二つの煙火店による高品位な花火が見られるという豪華なものでございました。
本記事が茨城・常総で実施されたサプライズ花火について参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m