撮影機材の選び方

焦点距離や開放F値は?花火写真の撮影で使う交換レンズの選び方

皆さん、おはこんばんちは。おーわ(@mof_mof08)です。

一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを使っての花火写真の撮影を行う際、現場に適した交換レンズが必要になります。

一眼カメラの交換レンズには多種多様な焦点距離、開放絞り(F値)がありますが、花火写真の撮影にはいったいどんなレンズを使えば良いのかイマイチ分からないという方もいらっしゃるかと思います。

本記事では花火写真の撮影に使う交換レンズにおすすめなレンズについてざっくりと紹介していきます。

花火写真の撮影に適したレンズ

花火写真の撮影に適したレンズをざっくりまとめると…

  • 種類:ズームレンズ
  • 焦点距離:12〜200mm程度
  • 開放絞り:F4.0程度
  • フィルターの装着が可能
  • 逆光耐性が備わっている

という感じになります。

なんじゃらほいほいという方は、とりあえずのところ標準的な開放絞りかつある程度の焦点距離がカバーできるズームレンズがあれば、花火写真の撮影はおおむね事足りると思っていただければよろしいかと思います。

種類:ズームレンズ

花火写真そのものはズームレンズでも単焦点レンズでも撮影はできますが、個人的にはズームレンズがおすすめでしょうか。

主な理由としては…

  • 必ずしも希望の場所から撮影に挑めるとは限らない
  • 撮影中に焦点距離の微調整が効く

といった点が挙げられます。

花火写真の撮影では三脚を使っての撮影かつ現地の混雑度合いの兼ね合いで、いったん立ち位置を決めてしまうと他の位置へ移動するのがなかなかに難しいという特徴があります。

以上のことから、現場で融通が効きやすいズームレンズの方が何かと便利です。

焦点距離:12~200mm程度

焦点距離については35mm版換算で12〜200mm程度(特に100mm以下)を揃えておくと何かと便利です。

花火写真の撮影で想定されるシーンはいくつかありますが、その際の焦点距離(画角)はおおむね以下の通りとなります。

広角域(35mm以下) メイン会場内
標準域(35~70mm程度) メイン会場内あるいはその周辺(打ち上げ場所から数百m程度)
望遠域(70mm以上) メイン会場外(打ち上げ場所から数百m~数km程度)

上記の点を踏まえると、おすすめの構成としては…

  • 広角ズームレンズ(特に16mm以下をカバーできるものが理想)
  • 標準ズームレンズ(24〜70mm程度)
  • 望遠ズームレンズ(70〜200mm程度)

といったところでしょうか。

幅広い焦点距離をカバーした便利なズームレンズ(いわゆる高倍率ズームレンズ)もありますが、画質面で不利になる傾向があるため個人的にはあまりおすすめしません。

レンズの焦点距離については観覧・撮影スタイルにも依存しますが、広角域から望遠域までカバーできるレンズを揃えておくと、多種多様なバリエーションで花火写真の撮影を楽しむことができるのでおすすめです。

そんな一気に揃えられないよ…という方は、特に使用頻度の高い広角域標準域を優先的に揃えるとよろしいかと思います。

開放絞り:全域F4.0程度

開放絞りについては全域F4.0程度のレンズがあれば十分かと思います。

花火は非常に明るい被写体のため、絞りを絞った状態での撮影が基本となります。(数値でいうとF8.0~16あたりが目安)

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それゆえに、ズームレンズでよくあるF2.8通しの大口径レンズ(俗にいう大三元)でなくても十分に花火写真の撮影を楽しむことができます。

NDフィルターを装着した状態で暗い花火(和火)を撮る場合にはF4.0ぐらいまで開けることもありますので、開放F値もそのあたりに合わせておくとよろしいかと思います。

フィルターの装着が可能

必須ではありませんが、フィルター類の装着が可能かどうかもレンズ選びのポイントとなってきます。

花火写真の撮影において最も厄介なのが露出オーバー(白飛び)ですが、その有効な対策としてNDフィルターの併用が挙げられます。

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現在発売されている多くのレンズではNDフィルターを始めとするフィルター類を装着できる構造となっていますが、花火写真の撮影でよく使われる広角レンズの一部にフィルターが装着できないものがあります。

花火写真の撮影でフィルターワークを考えている方は、レンズにフィルターが装着できるか否かを必ず確認するようにしましょう。

逆光耐性が備わっている

こちらも必須というわけではありませんが、逆光に強いレンズがあると何かと心強いです。

そもそも花火って夜に打ち上がるから逆光とはあまり縁がないのでは?と思われるかもしれませんが、実はかなり厄介な逆光に悩まされることがあったりします。

そう、街灯などの強烈な点光源です。

逆光と聞くと太陽光のイメージが強いですが、実は街灯などの強烈な点光源がレンズに直接当たった場合にもフレアやゴーストが発生し、写真の一部もしくは全体における画質の低下を招く可能性があります。

強烈な逆光は撮影地を選ぶ段階で取り除くのが望ましいですが、必ずしも希望の立ち位置が得られるとも限りませんので、気になる方は逆光に強いレンズを選んでおくとよろしいかなと思います。

まとめ

一眼カメラを使った花火写真の撮影に適した交換レンズを改めてざっくりまとめると…

  • 広角、標準、望遠ズームレンズがあると便利(特に広角、標準域)
  • 開放絞りはF4.0程度でOK
  • フィルター類の装着ができる
  • 逆光に強い

大三元レンズといった特別なレンズがなくとも、十分に花火写真の撮影を楽しむことができます。

一眼カメラをお使いの方で、花火写真の撮影に使うレンズ選びをする際の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m