花火系散歩屋のおーわ(@mof_mof08)です。
2020年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、全国各地の花火大会が中止もしくは延期に追い込まれることに…。
そんな中、2020年8月5日にいち早く再開を果たしたのが熱海海上花火大会です。
2020年シーズンの熱海海上花火大会は8月に5回、9月に1回、10月に2回、12月に2回の開催が計画されていましたが、さらに2020年11月~2021年3月にかけて日程が追加されることが発表されました。
しかも日程の追加だけでなく、熱海海上花火大会では初となる水中花火による演出も取り入れられることに。
新たに水中花火が加わった熱海海上花火大会はいったいどのような感じなのか…本記事ではその様子について写真を交えながら紹介してまいります。
※熱海海上花火大会の開催日程・見どころについては以下も合わせてご覧ください

2020年度の熱海海上花火大会で追加開催が決定!水中花火の演出も
2020年8月5日より再開した熱海海上花火大会ですが、2020年11月~2021年3月にかけて新たに日程が追加されることになりました。
- 2020年11月27日 20:30~20:40(※規模縮小)
- 2020年12月23日 20:30~20:35(※規模縮小)
- 2020年12月24日 20:30~20:35(※規模縮小)
- 2020年12月25日 20:30~20:35(※規模縮小)
2021年1月29日 20:30~20:40(※規模縮小)※延期- 2021年2月14日 20:30~20:45
- 2021年3月7日 20:30~20:45
- 2021年3月21日 20:30~20:45
その数なんと合計8回で、2020年11月~2021年1月に追加された日程は打ち上げ場所を縮小しての開催、2021年2月~3月については通常規模での開催となります。
さらに、追加開催が決まった日程のうち、2020年11月27日については熱海海上花火大会では初となる水中花火による演出が実施されることになりました。
熱海海上花火大会で初となる水中花火はどんな感じだったのか
さて、実際に水中花火による演出が加わった熱海海上花火大会はどんな感じなのでしょうか。
まずは、いつもの熱海海上花火大会らしい金色の花火で盛大に幕開けします。

普段の熱海海上花火大会は海釣り施設~ナナハン岸壁をフルに使って打ち上げられますが、この日の打ち上げ花火については海釣り施設のみが使用されていました。
悪天候時(主に高波)には打ち上げ場所が縮小されることがありますが、その場合は基本的にナナハン岸壁からの打ち上げとなります。
また、通常開催時には会場内でプログラムの読み上げなどが行われますが、この日は特にそういったアナウンスも省略。
このあたり、熱海海上花火大会を頻繁にご覧になっている方にとっては違和感を感じるポイントかもしれません。
そんな感じで諸々縮小されてはいますが、熱海の花火ではおなじみの大玉を交えた花火も随所で打ち上がります。(たぶん7~8号玉ぐらいかな?)

中盤には高速展開でおなじみのデジタルスターマインが勢いよく展開します。

と、ここまではいつもの熱海海上花火大会をぎゅっとコンパクトにした感じといったところでしたが…。

ここで、ついに熱海海上花火大会で初となる水中花火が登場!
近くにマリーナがある関係で規模はやや控えめですが、普段から熱海花火をご覧になっている方からするとだいぶ新鮮な感じがするんじゃないかなと思います。
親水公園側から見ると打ち上げ花火に対してだいぶ右側に偏っている関係で違和感を感じるかもしれませんが、これは普段の熱海花火で打ち上げ場所となっているナナハン岸壁から水中に打ち込む形が取られているのが要因かなと思われます。
そしてラストでは熱海花火の名物こと大空中ナイアガラと水中花火のコラボも!

打ち上げ時間&規模が縮小されているため多少の物足りなさはあるかもしれませんが、水中花火が加わったことで今までとは違った形で楽しめるのは面白いところでしょうか。
熱海海上花火大会で水中花火は今後も見られるのか
さて、熱海海上花火大会で再び水中花火が見られるかどうか気になるという方もいらっしゃるかと思いますが、現在のところ何も決まっていません。
個人的な予測になってしまいますが、もう一度見られる可能性があるとすれば2021年1月29日(※新型コロナウィルス感染症による影響で延期されることになりました)が濃厚なのでは?と思われます。
理由としては、2020年11月27日と同様に…
- 打ち上げ場所を縮小しての実施
- 打ち上げ時間が10分間
という2点が挙げられます。
これは単なる予想にすぎませんので、ひとまず静岡茶でも飲みつつ正式な発表が出るのを気長に待つことをおすすめいたします。
おわりに
熱海海上花火大会において初めて実施された水中花火。
全般としては普段の熱海花火に比べると規模こそ控えめなものの、水中花火という新たなスパイスが加わったことで新鮮味が増したのはあったなと感じさせられました。
水中花火による演出は1回限りになるのか、はたまた今後も実施されるのかは今のところ分かりませんが、熱海海上花火大会に水中花火が加わった際の様子について参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m